ミステリー雑誌『ジャーロ』最新号
No.97 2024 NOVEMBER
-
NO.97
2024 NOVEMBER
11月29日(金)発売
定価550円(税込み) 購入する ジャーロ バックナンバー
寒い日はぬくぬくの部屋でミステリーを♪連載も企画も大充実の最新号
- 新連載
-
-
坂木 司
〈和菓子のアン〉
第1話「つつじとさつき」【前編】待望の新シリーズ開幕。杏子が働く『みつ屋』にも別れと出会いの季節がやってくる。
- イラスト/佐久間真人
-
-
-
青柳碧人
〈80分間世界一周〉
第1話「台北にエビを釣りに行って、その後いろいろ」旧美術室の地下にある秘密の部室。そこでは世にも不思議な部活動が行われていた。
- イラスト/坪本幸樹
-
- 読み切り短編
-
-
東川篤哉
〈烏賊川市シリーズ〉
「李下に冠を正せ」息子同然に可愛がってきた従業員が、死体遺棄の容疑で警察に連行され――
- イラスト/煙楽
-
-
-
方丈貴恵
〈アミュレット・ホテル〉
「ようこそ殺し屋コンペへ」犯罪者御用達ホテルに訪れた最大級のピンチ。最悪の「殺し屋コンペ」を阻止せよ!
- イラスト/松島由林
-
-
-
倉知 淳
〈占い師はお昼寝中〉
「火炎竜」三度の飯より寝るのが好き。ぐうたら占い師の元に、霊障に困っている判子屋が現れた。
- イラスト/くまぞう
-
- 連作短編
-
-
三津田信三
〈妖 怪 談〉
第5話・最終回「やがて神隠し」古の「神隠し」とは異なる、四つの奇妙な話。読了後、あなたの心はきっとざわめく――
- イラスト/楢 喜八
-
-
-
佐川恭一
最終回「さらば院等寺! 七浪京大卒最後の戦い」謎の組織の対決に巻き込まれた院等寺。敵のリーダーの背後から現れたのは、父だった。
- イラスト/岡田成生
-
-
-
岡崎琢磨
〈HIPS〉
第5話「S」【前編】HIPSの突然の崩壊。破滅に導いたのはAIか。それとも――
- イラスト/伊藤幸穂
-
-
-
近藤史恵
〈元警察犬シャルロット〉
第1話「シャルロットと忠犬」【後編】仲良くなりたいのに、全然懐いてくれない恋人の愛犬。いったい何が原因なのか?
- イラスト/白根ゆたんぽ
-
-
-
城山真一
〈金沢浅野川雨情〉
第5話「ばちと扇子」進展しない捜査の中、迫る〝金澤をどり〟。なつ江の代わりに踊るのはどの芸妓か――。
- イラスト/御法川哲郎
-
- 好評連載
-
-
竹本健治
「五色殺戮」第4回夢の中に自由に侵蝕する五色殺戮。ふいに見る脈絡のない不思議な夢に意味はあるのか?
- イラスト/Kaho
-
-
-
岩井圭也
「あしたの肖像」第3回ひなたの行方を探す小滝は、実家を突き止める。家から出てきた彼女は妊娠九か月だった。
- イラスト/米田絵理
-
-
-
折原 一
「六つ首村」第6回美奈と身体の関係を持ったと言われ、動揺する克哉。あの夜は現実だったのか。
- イラスト/楢 喜八
-
-
-
石持浅海
「血塗られた手は、汚れていない」第3回意図的に死んだ和沙の写真を貼った者がいる。これは悪意か、それともメッセージか。
- イラスト/草野 碧
-
-
-
宮本紀子
「路辺の灯」第4回志津江の行方を追う香太郎。そんな中、志津江が不思議な言葉を発していたことがわかる。
- イラスト/小林万希子
-
-
-
笠井 潔
「屍たちの昏い宴」第22回ブッダガヤで、カケルはアレックスに、終末の世界での人類の未来について問いかける。
- イラスト/影山 徹
-
-
-
赤川次郎
〈第九号棟の仲間たち〉
「希望に向って走れ」第10回敦子は、ニュース担当のリーダーに「特別なネタ」を持ちかけるが――。
- イラスト/おおさわゆう
-
-
-
恩田 陸
「梟の昼間」第35回井戸に向かい消えた修治の行方に思いを巡らす三人。粟井矢来にある空虚さの源は何か?
- イラスト/宮坂 猛
-
-
-
薬丸 岳
「神の配剤」第19回祐希と情報交換をし、一平への不信感が募る梨奈。そして祐希は花岡の支援者と対面する。
- イラスト/3rdeye
-
-
-
イクタケマコト
「名探偵ネーコンの事件簿」第59回「すごいぞ猫谷さん!」
-
- 企画
-
-
ジャーロ特別対談①
浅倉秋成×岩井圭也
-
ジャーロ特別対談②
千街晶之×杉江松恋
取材・文/若林 踏
-
「カッパ・ツー」第四期 作品募集
-
- 評論&コラム
-
〈アフタートーク 著者×担当編集者〉第18回
「『正体』染井為人(作家)×吉田由香(光文社)」
円堂都司昭
-
〈名作ミステリーの舞台を訪ねて〉第18回
「水上 勉『飢餓海峡』【前編】 函館市街(北海道)福浦崎、大湊歓楽街(青森県)」
佳多山大地 -
〈ポストコロナ文化論〉第13回
「破壊と庇護――劉 慈欣『三体』」
笠井 潔
-
〈謎のリアリティ〉第61回
「ミステリとキン肉マン」
蔓葉信博
-
〈Book Detective〉第86回
「梶龍雄の短編集を読む(7)」
森 英俊