ミステリー雑誌『ジャーロ』最新号
No.89　2023 JULY

NO.89
2023 JULY
7月28日（金）発売
定価550円(税込み) 購入するジャーロバックナンバー

35℃の猛暑に夏バテ中のぼくですが……「ジャーロ」最新号ははじけてます！　89号の読みどころはこちら

新連載

三津田信三
〈妖怪談〉
「なぜかいるもの」

みんな知っている顔だ。誰も欠けていない。それなのに――
イラスト／楢喜八

斜線堂有紀
〈キネマ探偵カレイドミステリー〉
「所以懐古のオデッセイ」

シネフィルの大学生名探偵が友人と事件を解決！　著者の人気シリーズがジャーロ初登場。
イラスト／alma

読み切り短編

浅倉秋成
「行列のできるクロワッサン」

あなたの住む町にもきっとある。〝初めて見る行列〟にご用心――。
イラスト／岡野賢介

佐川恭一
「高偏差値集団HENSA vs. 七浪京大卒無職」

今日も彼は取材相手を求めて京大へ行く。大人にならない三十八歳・シリーズ第二弾。
イラスト／岡田成生

【第26回日本ミステリー文学大賞新人賞受賞第一作！】

柴田祐紀
「分裂する貉むじな」

やくざ暗黒時代――地方の零細二次団体はお先真っ暗。還暦過ぎの老組長の苦悩の種は？
イラスト／太田侑子

好評連作

坂木司
〈和菓子のアン〉最終回
「お菓子の神さま（後編）」

はじめての出張で和歌山県にやってきたアンちゃん。ホテルで休んでいると――。
イラスト／佐久間真人

好評連載

赤川次郎
〈第九号棟の仲間たち〉
「希望に向って走れ」第2回

〈第九号棟の仲間たち〉最新作第二回！　〝重い症状〟で目覚めた敦あつ子こが見たのは――。
イラスト／おおさわゆう

月村了衛
「対決」第2回

菊きく乃のは不正入試の証人を見つけるため、統とう和わ医大のある理事に目を付け取材を試みる。
イラスト／米田絵理

誉田哲也
「マリスアングル」第4回

捜査に奔走する玲れい子こと久ひさ江え。思わぬ形で点と点が繫がり、事件が像を結びはじめる……。
イラスト／松山ゆう

榊林銘
「毒入り火刑法廷」第3回・最終回

魔女判決を受け、火ひ炙あぶりとなったカラー。残された魔女たちが挑む、最後の火刑法廷。
イラスト／坪本幸樹

五十嵐貴久
「PIT Ⅱ　特殊心理捜査班・蒼井俊」第4回

佐さ山やまはまだ生きているのか？　誘拐犯を探す中、三人目の死者発見の一報が舞い込んだ。
イラスト／真々田ことり

恩田陸
「梟の昼間」第二十七回

薬にも毒にもなる球根を分ける「分ぶん球きゅう屋や」。ぬいぐるみの女の子は受け渡し役だった。
イラスト／宮坂猛

薬丸岳
「神の配剤」第11回

将まさ大ひろの死の謎を追う人物の存在を知った祐希。一方、梨り奈なは父の遺のこした暗号の解読を試みる。
イラスト／3rdeye

イクタケマコト
〈名探偵ネーコンの事件簿〉
第51回「猫神家の一族」

評論＆コラム: 〈日本ミステリー文学大賞の軌跡〉第6回
「第五回大賞受賞　土屋隆夫」
廣澤吉泰（探偵小説研究会）; 〈新保博久⇔法月綸太郎　往復書簡「死体置場で待ち合わせ」〉第7回; 〈名作ミステリーの舞台を訪ねて〉第10回
「天藤真『大誘拐』（前編）　大阪刑務所（大阪府）、無量寺（和歌山県）ほか」; 〈アフタートーク　著者×担当編集者〉第10回
「『#真相をお話しします』結城真一郎（作家）×村上龍人（新潮社）」
円堂都司昭; 〈ミステリーファンに贈るドキュメンタリー入門〉第10回
「〈ストーリーテリングの魅力と魔力――『主戦場』」
稲田豊史; 〈日本の犯罪小説　Persona Non Grata〉第10回
「幻想の、悪の共同体」
杉江松恋; 〈ミステリから見た『二〇二〇年』〉第9回
千街晶之; 〈ポストコロナ文化論〉第8回
「私怨と摂理――平井　玄『鉛の魂　ジョーカーから奈良の暗殺者へ――恨みが義になる』」
笠井潔; 〈謎のリアリティ〉第53回
「ミステリと声」
冨塚亮平; 〈謎と神話のあいだ」〉第35回
「あの感じ……「青ひげ」だったか。」
千野帽子; 〈Book Detective〉第78回
「推理クイズ作家・緑川良」
森英俊; 〈GIALLO BOOKREVIEW 2023年3月～4月〉
山前譲; 〈GIALLO SCREEN〉
「『ヴァチカンのエクソシスト』『クライムズ・オブ・ザ・フューチャー』『福田村事件』『スイート・マイホーム』『ジョン・ウィック：コンセクエンス』」
北島明弘

シリーズ作品は、〈〉がシリーズ名、「」は各話のタイトルになります。

ミステリー雑誌『ジャーロ』最新号No.89 2023 JULY

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No.89　2023 JULY