『第四の暴力』
深水 黎一郎
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第四の暴力
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あらすじ
集中豪雨で崩壊、全滅した山村にただ一人生き残った男を、テレビカメラとレポーターが、貪るようにしゃぶりつくす。遺族の感情を逆撫でし、ネタにしようと群がるハイエナたちに、男は怒りが弾け、暴れ回る。怒りの引き金を引いた女性アナウンサーは業界を去り、男は彼女もまたマスコミの犠牲者であったことに気づく。その二人が場末の食堂で再会したのは、運命だったのか、それとも──。
強烈な皮肉と諧謔が、日本に世界に猛威を振るっている「第四の暴力」マスコミに深く鋭く突き刺さる! ギョーカイに疑問と不信を抱くすべての人に贈る、テレビでは絶対取り上げられない問題作、激辛の味付けで登場!!
書誌情報
- 発売日
- 2019年4月18日
- 価格
- 定価1,760円(税込み)
- ISBN
- 978-4-334-91278-9
- カテゴリ
- フィクション、文芸
- 判型
- 四六判ソフト